元ホテルマンクリスマスに杉乃井ホテルへ行くと、何か特別なことをやっているのか気になりますよね。
この記事では、杉乃井ホテルのクリスマスについて解説します。
結論から言うと、その時期だけ特別になるのはレストランの料理で、期間は例年12月下旬の数日間です。
一方でイルミネーションと噴水ショーは通年やっているため、クリスマスだから見られるものではありません。
元ホテルマンの運営者が、杉乃井ホテル公式とホテル運営会社の発表資料を照合して整理しました。
クリスマスは受けられる内容が日程で変わるので、行く日を決める前に空室と料金を見ておくと選びやすくなります。
\ クリスマスの空室と料金を確認 /
今日の泊まり場 編集部(元ホテルマン)
ホテル勤務で見てきた「宿泊者が当日迷いやすいこと」をもとに、旅行・宿泊まわりの実用情報を発信しています。
記事では、ホテル公式情報や予約サイトの設備欄に加えて、観光庁の観光政策・統計情報、宿泊旅行統計調査、厚生労働省の旅館業関連情報、ホテル業の職業能力評価基準なども必要に応じて確認しながら、宿泊前に役立つ形で整理しています。
結論:杉乃井ホテルのクリスマスで特別になるのはレストラン


杉乃井ホテルのクリスマスは、館内の飾りつけよりも、レストランに並ぶ料理が変わる形で表れます。
過去にはローストチキンやクリスマス仕様のケーキが加わり、宿泊者向けの小さな企画が用意されたこともありました。
「クリスマスに行けば館内が全部特別になる」わけではありません。日程で変わるのは主に食事で、施設そのものは普段と同じです。
そのため、まずは自分が行く日が「料理が変わる数日間」に入っているかを確かめるのが近道です。
次の表では、杉乃井ホテルで行われていることを、期間の長さで3つに分けて整理しました。
| 区分 | 主な内容 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| クリスマス限定 | レストランのクリスマス料理 | 12月下旬の数日間 |
| 冬季限定 | 3会場の冬メニュー | 12月中旬〜2月末 |
| 通年 | 噴水ショー・イルミネーション | 一年中 |
この3つを分けて考えると、行く日をずらすべきか、それとも日程は自由でよいかがはっきりします。



元ホテルマンの私なら、まず食事の内容が変わる日かどうかを調べ、その次に泊まる棟を決めます。
杉乃井ホテルはもともと、夜のショーや大きな温泉といった楽しみを一年中そろえている宿です。
クリスマスのために館内を大きく作り替えるタイプの宿ではありません。もともとある楽しみはそのままに、料理でその時期らしさを出す形になっています。
言いかえると、温泉やショーを目当てにする人はいつ行っても満足しやすく、クリスマスらしい食事を求める人だけが日程を気にすればよいということです。
クリスマス前後は宿泊料金も上がりやすいので、日程の候補を2つ用意して見比べると納得して選べるでしょう。
\ 候補日の料金を並べて見比べる /
クリスマス限定・冬季限定・通年でやっていることが違う


杉乃井ホテルの情報は、公式サイトの中でも食事、温泉、館内施設のページに分かれています。
そのため「どれがクリスマスだけのものか」がわかりにくく、通年の設備まで限定だと思われがちです。
期間の長さで分けると迷いません。数日だけのもの、冬の間ずっとあるもの、一年中あるものの3つです。
まず数日だけのものは、レストランに並ぶクリスマス料理です。
2023年には12月23日から25日までの3日間、宙館のレストランでローストチキンがクリスマス仕様の盛り付けになりました。
同じ年には、サンタをあしらったショートケーキや、魚介のパイグラタンも登場しています。
これは2023年に行われた内容で、毎年同じ企画があるとは限りません。この記事を書いた時点で、今年の内容はまだ発表されていません。
次に冬の間ずっとあるものが、3つのビュッフェ会場で出る冬メニューです。
前のシーズンは12月中旬から2月末までの提供で、水炊きや鰤の藁焼き、魚介の包み焼きなどが並びました。
冬メニューは2か月以上と期間が長いので、日程で外す心配はほとんどありません。冬の料理を目当てにするなら、混みにくい平日を選ぶ手もあります。
会場ごとに内容が分かれていて、和食の会場では水炊きや別府のご当地めん、洋食の会場では魚介のスープなどが並びます。
いちごを使ったデザートのように、冬ならではの甘いものが用意される会場もありました。
クリスマスに泊まる人も、この冬メニューは同じように食べられます。
夕食のビュッフェは、お酒の代金が食事代に含まれています。あとから別に支払う必要がないため、乾杯したい日でも会計を気にせずに過ごせます。
最後に一年中あるものが、夜の噴水ショーと通路のイルミネーションです。
どちらもクリスマスに合わせて始まるものではなく、季節を問わず同じように行われています。
| 区分 | 内容の例 | 行く日で変わるか |
|---|---|---|
| クリスマス料理 | クリスマス仕様の鶏料理・ケーキ | 変わる |
| 冬メニュー | 水炊き・藁焼き・包み焼きなど | 冬の間は同じ |
| 噴水ショー | 水と光と音のショー | 一年中同じ |
| イルミネーション | 連絡通路を彩る七色の光 | 一年中同じ |
つまり、日程にこだわる意味があるのは料理だけです。
景色や温泉を目当てにするなら、あえてクリスマス当日を狙わなくても同じ体験ができます。
宿泊棟でクリスマスの過ごし方が変わる


杉乃井ホテルには宙館、星館、虹館という3つの宿泊棟があり、入れるレストランが棟ごとに決まっています。
そのため、どの棟を予約するかで、クリスマスに食べるものはほぼ決まると考えてよいでしょう。
棟を選ぶことは、食事の会場を選ぶことと同じです。あとから会場だけを変えることはできないので、予約の前に決めましょう。
宙館では、宿泊者専用の洋食中心会場を利用します。
星館では、最上階にある宿泊者専用の和食中心会場が食事の場です。
虹館では、大きな水槽が目印で、世界の料理が並ぶ会場を使います。
宙館と星館で迷ったら、杉乃井ホテルの宙館と星館はどっちが向いているかで客室と食事会場の違いを比べておくと決めやすくなります。
| 棟 | 使う食事会場 | クリスマスの見どころ |
|---|---|---|
| 宙館 | 宿泊者専用の洋食会場 | クリスマス料理が出た実績あり |
| 星館 | 宿泊者専用の和食会場 | 最上階からの眺めと和食 |
| 虹館 | 世界の料理が並ぶ会場 | イルミネーションの通路が近い |
宿泊者だけが参加できる企画が用意されることもあります。
2023年には宙館のロビーで大きなカプセルくじが置かれ、宙館に泊まった人が1部屋につき1回引ける形でした。
こうした企画は棟を限って行われることがあります。同じホテルに泊まっていても、棟が違うと参加できない場合がある点は覚えておきましょう。
くじの景品には宿泊の招待券や館内で使えるチケット、地元のお酒などが並んでいました。
誕生日や記念日に合わせた手配を相談できる窓口も、公式サイトに案内があります。
ケーキや飾りつけを頼みたいときは、予約を取ったあと早めに相談しましょう。直前だと用意が間に合わないことがあります。
内容や料金は変わるため、詳しいことはホテルへ直接確認してください。
なお星館は2025年に開いたばかりの棟で、3つのなかでは新しい建物にあたります。
同行者の食べたいものから棟を選ぶと決めやすくなります。洋食が好きなら宙館、和食が好きなら星館、いろいろ食べたいなら虹館という決め方です。
3つの会場の詳しい違いは、杉乃井ホテルのバイキング違いでまとめています。


棟が決まったら、その棟に空室があるかを同じ日程で見比べてみましょう。
\ 宙館・星館・虹館の空室を見比べる /
別府のクリスマス花火は杉乃井ホテルから見える?


別府では毎年クリスマスの直前の週末に、花火を打ち上げるイベントが開かれています。
ただし会場は海沿いの公園で、杉乃井ホテルの敷地内ではありません。
ホテルから花火は見えますが、とても小さくしか見えません。会場まで距離があるためで、大きく見えることを期待して選ぶのはおすすめしません。
会場は別府駅から歩いて15分ほどの海沿いにあり、2日間で1万発ほどが打ち上げられます。
土曜日は家族向け、日曜日は恋人向けというように、日ごとにテーマが分かれているのも特徴でしょう。
開催する日は年によって動きます。クリスマス当日とは限らないため、旅行の日を決める前に主催者の発表を見ておきましょう。
ホテルからの見え方については、同じ結論を示す3つの記録があります。
まず宿泊者が予約のときにホテルへ尋ねたところ、部屋の場所によることと、会場から離れているためあまり期待できないことを伝えられていました。
実際にその人が泊まった記録でも、小さくしか見えなかったと書かれています。
| 情報のもと | 伝えている内容 |
|---|---|
| ホテルへの問い合わせ | 部屋の場所による。あまり期待できない |
| 宿泊した人の記録 | 小さくしか見えなかった |
| 質問サイトの回答 | 見えるが距離があってとても小さい |
屋外の温泉から見えるかを尋ねた質問にも、見えるけれどとても小さいという回答が付いています。
写真をきれいに撮りたい人には、かなりの望遠が必要になると考えておいたほうがよいでしょう。



花火をしっかり見たいのか、温泉と食事を楽しみたいのか。ここを先に決めると宿選びがぶれません。
花火そのものが目的なら、会場へ歩いて行ける市街地の宿を選ぶほうが確実です。
温泉と食事を主役にして、花火は見えたらうれしいおまけと考えるなら、杉乃井ホテルでも十分に楽しめます。
古い記事に出てくる棟の名前は、今のホテルには残っていません。建て替えが進んだため、昔の「どの棟から見やすい」という説明はそのまま使えません。
今の棟からどう見えるかは公式に案内がないため、気になる場合は予約前にホテルへ確認するのが確実です。
古い記事にあるイルミネーションは今はない


杉乃井ホテルを調べると、トンネル型の光の飾りや、駐車場一帯を使った大きなイルミネーションの話が出てきます。
これは以前あった宿泊棟の前で行われていたもので、その棟は2021年に閉館しました。
昔の記事や旅行記に出てくるイルミネーションは、今は見られません。写真だけを見て期待すると、現地でとまどうことになります。
今あるイルミネーションは、虹館からレストランや大浴場のある建物へ続く連絡通路の光です。
赤や青、緑など七色で彩られ、柱や天井にも光の飾りが付けられています。
点灯するのは日が暮れてから23時30分までで、これは一年を通して同じです。
| 夜の見どころ | 場所 | 時間の目安 |
|---|---|---|
| イルミネーション | 虹館とレストラン棟をつなぐ通路 | 日没〜23時30分 |
| 噴水ショー | 水着で入る屋外の温泉 | 夜に4回・各10分ほど |
| 映像の投影 | プールの外壁 | 夜間 |
噴水ショーは水と光と音を組み合わせたもので、宿泊者は無料で見られます。
上演は夜の19時半ごろから21時半ごろまでの間に4回あり、1回あたり10分ほどです。
温泉の神様である龍が時代をめぐる物語を、10本の大きな噴水と映像、立体的な音で見せる内容になっています。
4回のうちどれを見るかで、その日の予定の組み方が変わります。夕食の時間と重ならないように、先に上演の時刻を確かめておくと動きやすくなります。
プールの外壁に映す映像は、地元の短期大学の学生と講師による共同制作になります。
別府の自然や温泉、鬼の言い伝えをもとにした作品で、壁の形を生かして立体的に見せる演出です。
この映像が流れている間は、通路の光がいったん消える案内も出ています。
夜の見どころはどれも通年です。クリスマスに合わせなくても同じものが見られるので、混みにくい時期を選ぶ手もあります。
参照:杉乃井ホテル公式「噴水ショー&プロジェクションマッピング」
日帰りでクリスマスに行くときの料金と持ち物


杉乃井ホテルは泊まらなくても、大きな露天風呂と水着で入る屋外の温泉を利用可能です。
ただしクリスマスを含む年末の時期は、日帰りの料金が普段より高く設定されています。
12月19日から27日までは特別料金の期間です。その後の年末年始はさらに高い区分になるため、日程で支払額が変わります。
普段の平日と比べると、大人でおよそ500円の差になります。
家族で行く場合は人数分の差になるため、前もって知っておくと予算に入れやすいでしょう。
| 時期 | 大人 | 子ども |
|---|---|---|
| 普段の平日 | 2,000円 | 1,400円 |
| 普段の土日祝 | 2,400円 | 1,700円 |
| 12月19日〜27日 | 2,500円 | 1,800円 |
料金は見直されることがあるので、出かける前に公式の案内で最新の金額を確かめてください。
水着で入る屋外の温泉を使うなら、水着を持って行く必要があります。
忘れた場合は有料で借りられますが、サイズがそろわないこともあるため持参が安心でしょう。
屋外の温泉は昼の11時から夜の10時まで開いています。展望風呂のほか、寝ながら入れる湯や歩いて入る湯なども用意されています。
子ども連れの場合は、小学生以下は18歳以上の人と一緒に入る決まりになっています。
持ち込める浮き輪の大きさにも決まりがあるため、家から持って行く前に確かめておきましょう。
- 行く日が特別料金の期間かを見る
- 水着を持って行く
- 子どもは大人が一緒に入る必要がある
- 持ち込める浮き輪に決まりがある
- 噴水ショーの時間に合わせて行く
屋外の温泉は夜10時まで開いているため、噴水ショーの時間に合わせて行けば見どころをまとめて楽しめるでしょう。
ただし宿泊しない場合、噴水ショーを見るには屋外の温泉の入場料がかかります。
クリスマスの予約前に決める順番


ここまでの内容をふまえると、決める順番は日程、棟、食事、予算の4つです。
先に棟から選んでしまうと、料理が変わる日を外していたことに後から気づく場合があります。
- 行ける日を2つまで絞る
- その日にクリスマス料理があるか調べる
- 食べたい料理から棟を決める
- 同じ条件で支払う金額を見比べる
クリスマス前後の週末は予約が早く埋まりやすく、選べる棟や部屋が少なくなりがちです。
希望の棟がある場合は、日程が決まった時点で空室を見ておくと選択肢を残せます。
クリスマスを過ぎると年末年始の時期に入ります。ここは日帰りの料金がさらに上がる区分になるため、同じ12月でも下旬と月末では支払う金額が変わります。
クリスマスに近い週末を狙うか、少し外して落ち着いた日に泊まるかで、選べる部屋も金額も変わってきます。
どちらが自分たちに合うかは、料理を優先するか、ゆっくり過ごすことを優先するかで決めるとよいでしょう。



元ホテルマンの私から一言。人気の日は棟ごとに埋まる速さが違うので、第二希望の棟も決めておくと安心です。
支払う金額の比べ方は、杉乃井ホテルに安く泊まる方法で手順をまとめています。


同じ温泉地で棟によって食事の会場が変わる宿は珍しくありません。
選び方の考え方は、花巻温泉の紅葉館と千秋閣の違いでも紹介しています。
杉乃井ホテルのクリスマスに関するよくある質問


杉乃井ホテルはクリスマスに特別なイベントをやっていますか?
過去にはレストランの料理がクリスマス仕様になり、宿泊者向けの企画も行われました。
年によって内容が変わるため、期間ごとの違いを確認してください。
クリスマスの限定メニューはいつ食べられますか?
過去の例では12月下旬の3日ほどに限られていました。
冬の間ずっと出るメニューとは別なので、日程で変わる内容を見て決めましょう。
イルミネーションはクリスマスの時期だけですか?
いいえ、今のイルミネーションは一年中点灯しています。
昔あった大きな飾りは今はないため、夜の見どころで現在の内容を確かめてください。
別府のクリスマス花火は部屋から見えますか?
見えることはありますが、会場から離れているためとても小さく見えます。
期待して選ぶ前に、花火の見え方を読んでおくと後悔を減らせます。
クリスマスに日帰りで行くこともできますか?
できますが、12月19日から27日は日帰りの料金が上がります。
持ち物にも決まりがあるので、日帰りの料金と持ち物を確認してください。
まとめ:限定と通年を分けて日程と棟を決めよう


杉乃井ホテルのクリスマスは、数日だけ変わるレストランの料理が中心です。
一方でイルミネーションと噴水ショーは一年中やっているため、日程を無理に合わせる必要はありません。
まず行ける日を絞り、そこにクリスマスの料理があるかを調べてください。
そのうえで食べたい料理から棟を決めれば、迷わずに予約まで進めます。
花火や昔のイルミネーションを期待して選ぶより、温泉と食事を軸にして選ぶほうが、満足度を保ちやすいでしょう。
料金と空室を同じ条件で見比べると、決めた棟に無理なく泊まれる日を選びやすくなります。



ここまで読めば選ぶ基準が決まったはずです。あとは希望の日程で空いているかを見るだけですね。
クリスマス前後は棟ごとに埋まる速さが違うので、日程が決まったら早めに空室を見ておきましょう。
\ クリスマスの予約状況を早めに確認 /


